過去ログ - 美琴「ねぇ……いつになったら、アンタは許されてくれるの?」 一方通行「…………」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西)[saga]
2011/04/24(日) 18:48:26.30 ID:ZFazd5cJ0
卒業後に彼がどうするかを、彼女は一切聞いていない。

聞く以前に、最近はまったく連絡もつかず、会う事も出来なかったのだ。

もしかしたら、このまま学園都市を出て、どこか外の企業に就職するかもしれない。

上条は無能力者(レベル0)だ。

大学など、行ったところで特に意味は無い――そう、考えているかもしれない。

仮にそうなったら、もう上条と話す機会すら、そうないだろう。

そんな事を思った美琴は、この日学校の卒業式をサボった。

適当な事を言って休んだ彼女は、
とある高校の卒業式へと向かい、
終わったところを見計らって、上条を捕まえてきた。

そうして、この公園で『告白』したのだ。

美琴は、まっすぐに上条の目を見て答えを待った。

なかなか返って来ない答えに、内心とても緊張している。

そして――

上条の口が、動いた。



『……ゴメン』の一言の形に。



『No』――それが、上条当麻の答えだった。





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