過去ログ - 美琴「ねぇ……いつになったら、アンタは許されてくれるの?」 一方通行「…………」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西)[saga]
2011/04/19(火) 01:00:20.73 ID:50jXd55c0



ピピピピピピピピピ――――!!



――けたたましい音がした。

「ん、うぅー……?」

暖色系の壁紙で彩られた部屋の隅に置かれたベッドの中で、一人の女が呻き声を上げた。

黄緑で、所々にカエルのシルエットがプリントされているパジャマを着ているその女は、
とてつもない大音量に、すっかり目を覚まさせられてしまった。

音の原因である目覚まし時計を止めるために、女はゆったりした動作で起き上がる。

「あーはいはい。すぐに止めるから黙ってなさいっての」

まったく面倒ね、とぼやきながら彼女は時計を持って操作する。

「…………ふわぁぁああ………………」

大きく欠伸をして、彼女は首筋を触る。

そこには、黒色のチョーカーのようなモノがある。

部屋から廊下に出た途端、リビングと台所へと続くドアから、
何やら香ばしくて良い匂いとジュージューと何かを焼いている音がした。

「……うわ、アイツもう起きてる」

そんな事を呟きつつ、そっとドアを開ける。

中に入って少し進めば、食事の時に使う大きなテーブルの上に、
トーストやサラダ、カリカリに焼けたベーコン、それに目玉焼きがあるのを見つけた。





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