51: ◆VnIAQij.pM[sage saga]
2011/04/20(水) 18:04:18.77 ID:4yKkTVSq0
そして。
上条「――――また、会えたな。インデックス」
目の前に凝然と佇立する、少女を見る。
少女と、その胸に抱えられた、『首』を、見る。
禁書「――――」
彼女もまた、虚ろな瞳のまま、上条を見返す。
『首』もまた、無機質な瞳で、上条を見つめる。
上条「今度こそ、絶対に、救けてやるから」
改めて、その覚悟を口にする。
すると不思議に、上条の全身に力が漲った気がした。
錯覚に過ぎないと解っていても、上条にはそれが有難く思えた。
上条当麻は、この少女を、この世界を、救わなければならないのだ。
例え何があろうとも。
そう、その為に、彼は――――
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