9:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/04/19(火) 22:37:08.58 ID:m8/OVveo0
急いで洗面所に向かう木原の背中に、少女があっ!と言葉を発した。
「朝食の準備は超出来てますけど……どうします?」
その声色に、巧妙に隠された怯えを感じ取った木原が歯磨きしながら返答する。
「ん、食うからテメェも座ってろ」
「超分かりました」
少女の口元が緩み、嬉しそうに食卓へ向かう。
そして2分もしないうちに現れた木原と一緒に、朝食を食べ始めた。
「ちょっと、付け合せの野菜も超食べてくださいよ!」
「肉さえありゃイイんだよ。むしろテメェがたっぷり食っておけ」
だからいつまでも幼児体型なんだ、とつぶやく木原。
その言葉が引き金となり、少女が本日2回目の『能力』を発動した。
いつもの光景である。
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