過去ログ - 佐々木「ふむ、今日は彼にしようか」
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310: ◆W8P0dYk0II
2011/06/02(木) 18:55:08.71 ID:+4murTol0
不意に思い出した、しかし思い出した事実を記憶が否定する
佐々木
「あ、いや、あー、君は、お兄さんか弟さん、いたりする?」
気の弱そうな女性
「い、いないです……」
橘
「にひひ♪」
彼女の後ろで悪戯っぽく微笑みを浮かべる橘さん
その笑みのおかげで、ボクの頭に浮かんだ答えはどんどん確定していく
ボクの目の前にいるこの、女性
いや、女性と言って良いのか解らないけどこの人は
ボクも良く知っている
一時期は、共に切磋琢磨した中だ
だから、こそ信じられない
佐々木
「も、もしかしてだけど……」
気の弱そうな女性
「……はい」
頭の中のあり得ないを、ゆっくり脳で反響させる
小さく唾を飲み込む
佐々木
「国木田、くん?」
橘
「せいっかいでぇぇぇぇぇす!!」
国木田
「ひゃぁぁぁああ!?」
佐々木
「ちょ、ちょっと! 橘さん!?」
ボクの言葉に合わせて、橘さんは彼女――ボクの中学時代のクラスメイト国木田くんのスカートをめくり上げた
それなりに人の多い道での行為に、一瞬周囲から視線が集まる
国木田
「な、ななな、なにするんですか!」
橘
「いやー、サービスですよ、サービス」
国木田くんは、スカートを両手で押さえて、橘さんに真っ赤な顔で詰め寄る
佐々木
「あは、あははは……本当に、国木田くん、なんだね」
さっきスカートがめくられた時、決して大きくはなかったが、女性に有るまじき膨らみを彼の下着にみつけてしまった
可愛らしい女性下着に浮かび上がる、あれを
橘
「ほらほら、私なんかより旧友に挨拶しなくちゃですよー」
国木田
「えと、こんな再会で申し訳ないけど……久しぶり、佐々木さん」
佐々木
「久しぶり、国木田くん……立ち話もなんだし、家までどうかな?」
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