過去ログ - 佐々木「ふむ、今日は彼にしようか」
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357: ◆W8P0dYk0II[sage]
2011/07/04(月) 18:06:11.97 ID:ZDQgb2TE0
キョン妹
「……こんな、感じですね」
「兄の周りの人間関係は、私の知るところでは、ですが」
佐々木
「なる、ほど……なるほど、なるほど」
「はは、ははは、これは予想以上に色々複雑だね」
ボクはキョンの妹から聞いた話を頭の中で必死にまとめる
佐々木
「簡単に辿っても良いかな?」
キョン妹
「どうぞ」
ボクは彼女の言葉に小さく頷き、ゆっくり頭の中の図を言葉にする
佐々木
「まずは、キョンは、君の兄さんは現在朝比奈みくると恋仲にある」
キョン妹
「はい」
佐々木
「おーけー」
「しかし、現在彼は長門有希と朝倉涼子と同棲している」
キョン妹
「正確には、朝倉さんは隣の部屋ですけど、ほとんど入り浸りですね」
佐々木
「補足ありがとう」
ボクは机を指でこつこつ叩きながら
痛くなってきた頭をさする
佐々木
「そして、その二人と性関係を結んでいる」
キョン妹
「そう、なりますね」
佐々木
「ふぅぅぅ……いやはや、何とも難とも」
「はは、ははははどいつもこいつも……」
キョン妹
「ショックでしたか?」
佐々木
「……君は?」
キョン妹
「え?」
佐々木
「君は、兄と……キョンと行為にいたっていないのかい?」
キョン妹
「なっ?!」
ボクの言葉に、さっきまで大人しく理知的だった彼女の顔が少しだけ
ほんの少しだけ昔のような、子供の表情になった
顔を薄っすら赤くして、そして咳払い一つ
キョン妹
「私には彼氏がいますので……」
佐々木
「へぇ、まぁそうだろうね君は実に魅力的だから」
彼女は否定も肯定もしなかった
だけど、ボクの眼はしっかり彼女の答えを捉えた
コイツモカ
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