過去ログ - 佐々木「ふむ、今日は彼にしようか」
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98: ◆W8P0dYk0II[sage]
2011/04/24(日) 15:36:48.03 ID:hN1k0YkL0
佐々木
「来るのも久しぶりだな」
橘さんの住むマンションの前で、ボクは片手に飲み物とスナック菓子の入った袋を持って立っていた
佐々木
「立っていても仕方ないか……」
そう呟き、マンションのエレベーターに向かう
短い浮翌遊感の後についた階で、目的の番号を探していると
橘
「おーい、こっちですよー」
離れた部屋の扉が開き、中から半身を出した橘さんが胸を晒した姿で手を振っている
相変わらず可愛い人だ、上半身が裸の理由はいちいち問わない
佐々木
「夜にすまないね、あ、これ飲み物適当に買ってきたよ」
橘
「ありがとうございます! あ、上がってください、どうぞどうぞ」
橘さんに促されて、室内に踏み入れる
佐々木
「相変わらず綺麗な部屋だね」
つくりはボクの済むマンションと大して変化はない
1人で暮らすには広い部屋
しかし、ボクのところと違って隅々まで丁寧に掃除されている部屋
溜まったゴミの悪臭もしない
橘
「普通ですよ普通、佐々木さんの部屋がおかしいのです」
橘さんは笑いながら、食器棚からコップを取り出し持ってくる
上半身裸で、下半身は下着だけのラフ過ぎる格好でやってきた
ボクと同じ貧乳なのだが、どうしてか橘さんには妙な色気を感じてしまう
佐々木
「…………えっと、座って良いかな?」
少し見惚れてしまったのを隠すようにたずねる
橘さんは部屋の真ん中に置かれた小さな机にコップを二つ置くと、座布団を指差す
素直にそれに頷き、腰を下ろす
飲み物が入った袋は少し迷って机の上に置いた
それにあわせて橘さんも、ボクの正面に座る
橘
「それで、こんな夜に急にどうしたんですか?」
佐々木
「急に来ちゃ駄目かい?」
橘
「……別に良いですけど」
佐々木
「ま、そんな日もあるのさ、さぁ、飲もうじゃないか」
ボクは袋の中身を机に出す
橘
「……全部アルコールですね」
佐々木
「ふふ、そんな日もあるのさ」
手に取った缶チューハイを二つのコップに注ぎ、片方を橘さんに渡す
橘
「そんな日もありますか」
素直にコップを手に取った彼女は、それを構えて魅力的に微笑む
それにボクも同じくコップを構える
佐々木&橘
「「かんぱーい」」
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