過去ログ - むりやり小説ゲーム inSS速報VIP
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102:十六夜 ◆16moonQpow
2011/04/29(金) 23:01:00.71 ID:1bIlXjpDO
俺は、言った。ずっと言いたかった言葉を、彼女に伝えた。
その言葉に、真子の反応は……なかった。
真子は気絶し、地面に横たわっていた。……そりゃ、俺が面と向かって気迫の篭った声を出せば、たいていの人間は音圧で気絶してしまうだろう。失念していた。

「……どうしよう」

ひとまず俺は真子を抱き抱え、近くのベンチまで運ぶことにした。
女の子を抱き上げるその様は、まるで恋人のようだと勝手に自己満足しておく。
真子をベンチに下ろしてその横に腰掛ける。彼女が目を覚ましたら、……そうだな。今度は小声で、こっそりと思いを伝えてみることにしよう。



おわり


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