過去ログ - さやか「ゲキリュウケン!!」 マミ「ゴウリュウガン!!」 ほむら「ザンリュウジン!!」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/04/29(金) 10:01:50.27 ID:7KQFi7CY0
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次の瞬間、さやかの目の前の風景が下町の物に変わる。そこで戦っていたのは、青いスカジャンを着込んだ青年だった。
さやか「あの人が、前の世界のリュウケンドー・・・・
    そうか、あの人・・・町のために戦ってるんだ。あの町のことが好きだから・・・・あたしって、何のために戦ってたんだっけ」

再び風景が変わった。
さやか「ここは・・・さっきの電車の中・・・だよね・・・あたし・・・ひどい顔だな・・・」
ゲキリュウケン『自分を卑下するな!!自分が・・・初めて・・・・・言った・・・望みを・・・思い出せ!!』
さやか「だから・・・それは・・・恭介の恩人になりたくて・・・“輝いてる恭介の恋人”になりたくて・・・それで・・・」
ゲキリュウケン『自分が・・・初めて・・・俺に・・・言った・・・望みを・・・思い出せ!!』
さやか「『俺に』?・・・・そういえば、キュゥべえと契約したとき、ゲキリュウケンは・・・いったい何の事を・・・・」

〜回想中〜
さやか「だ〜か〜らぁ〜、今すぐ奴らをやっつけるか、できなきゃ黙っててよ!まどかと仁美を助けなきゃならないの!!」
???『・・・・そうか。大体の事情は呑み込めた。よし。俺を抜いてキーを刺しこめ!俺の名は・・・・ゲキリュウケン!!』
〜回想終了〜

さやか「"まどかと仁美をたすけなきゃ"、か・・・・そうだ・・・あのときは・・・
    ヒーローになるためじゃなく・・・恭介のためじゃなく・・・友達を守るために戦って・・・守れたことを・・・素直に嬉しいと思った・・・・」
    さやかは、拳を強く握り締める。
さやか「友達も守れないで・・・なにがヒーローになりたいだッ!・・・ごめんねまどか、心配掛けて。
    ごめん仁美、助けなきゃよかったなんて思って・・・自分から逃げといて逆恨みなんて汚いよね・・・。そして・・・ごめん、ゲキリュウケン」
    さやかは、奥歯を強くかみしめる。
さやか「ゲキリュウケン!聞こえてるんでしょ!一緒にここから出よう!あたしは、もう逃げない!もう高望みなんてしない。
    どんなに小さくても、目の前にあるものを守ることから始める!正義のヒーローになんてなれなくていいから、もう一度だけあたしを変身させて!!」
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マミ「そろそろ、自己崩壊の予想時刻ね・・・」
杏子「そんな!」
まどか「まだ・・・きゃっ」
杏子「まどか!」
マミ「鹿目さん!」

まどか「うーん・・・!?ほむらちゃん!?」
ほむら「無事のようね。それより、脱出しましょう。ここは危険よ」
マミ「・・・・・佐倉さん!?何をする気なの」
杏子「・・・・・・・こいつは、あたしが引き受ける」

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ゲキリュウケン『声がでかいぞ相棒!!ちゃんと聞こえてるっての!!』
さやか「ゲキリュウケン!よかった・・・で、どうすればいい?」
ゲキリュウケン『おい。ちょっとは自分で考えろ」

ゲキリュウケン『・・・俺の中には、お前が魔女化する際に放出された膨大な量のエネルギーが蓄積されている。
        それを解放すれば、お前の魂を再構築し、この中から脱出することも不可能ではない・・・かもしれない』
さやか「じゃあ、すぐにやってよ!まどかが・・・みんなが・・・」
ゲキリュウケン『だが、これにはかなり精密な制御が必要になる。一歩間違えば魔法爆発・・・結界の中は消し飛ぶし、外もどうなるかわからん』
さやか「大丈夫だよ」
ゲキリュウケン『なぜそう思う』
さやか「転校生の能力なら、きっと爆発前に脱出できる。杏子はなんか心中する気みたいだし、このままもたついてても結果はおなじだよ。
    それに、絶対成功するよ。ゲキリュウケンを、信じてるから。
あたしよりずっとすごいくせに、最後までバカなあたしに付き合ってくれた、超大バカ野郎を、信じてるから」
ゲキリュウケン『やれやれだ・・・いくぞ!』
さやか「はぁぁあああああああ!!!」
ゲキリュウケン『うぉぉぉおおおおおお!!!』
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