過去ログ - さやか「ゲキリュウケン!!」 マミ「ゴウリュウガン!!」 ほむら「ザンリュウジン!!」
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(長屋)
[saga]
2011/05/15(日) 11:19:28.38 ID:JNz2vYkS0
とある街角の、とあるさびれた喫茶店。窓際の二人席に、そこに、巴マミとゴウリュウガンはいた。
マミ「さびしくなるわね・・・」
ゴウリュウガン『そうだな。私がいなくなっても、元気でいてくれ』
マミ「今まで支えてくれてありがとう、ゴウリュウガン。
あなたがいなければ、わたし、どうかしてたかもしれないわ。
あなたは、わたしの理想の男性そのものよ」
ゴウリュガン『・・・・ところでマミ、私は・・・男性なのだろうか、女性なのだろうか・・・・
前の世界で、私は理想の女房だというニュアンスの告白をされたことがあるんだが・・・・』
マミ「あら、女の子なら女の子でかまわないわよ?」
ゴウリュウガン『・・・・・そうか・・・・』
マミ「飲まないの?おいしいわよ、このブレンドティー」
ゴウリュウガン『・・・・・無理だ・・・・』
ほむらは、まどかを連れて、先にパワースポットへとたどり着いていた。
そして、まどかの苦しそうな顔を見つめながら、その左手のバックラーに手をかけ、思い直したように手を離し、といった行動を先刻から繰り返していた。
ザンリュウジン『ほむら、時間を・・・戻すつもりか・・・』
ほむら「・・・・・」
ザンリュウジン『やめとけ。俺らはな、お前がつないだ並行世界の網にたまたま引っ掛かったようなもんだ。
これから先、お前が何度時を繰り返しても、今みたいな世界にはたどり着けないだろうな・・・・』
ほむら「・・・・じゃあ、どうすればいいの・・・まどかを守るためならすべてを捨てる・・・そう誓ったはずなのに・・・はずなのに・・・」
まどか「う・・・あ・・・・ほむら・・・ちゃん・・・・」
ほむら「まどか!」
まどか「おねがい・・・・わたしを・・・・宇宙まで・・・・・連れてって・・・・ソウルジェムを・・・・」
ほむら「まどか、何を言ってるの!?」
まどか「そうすれば・・・・爆発しても被害はほとんどないはずだよ・・・そうすれば・・・・みんなをまもれるんだよ・・・・
おわかれしなくても・・・いいんだよ・・・・だから・・・・おねがい・・・・・」
ザンリュウジン『ほら、こんな健気な娘と、憎まれ口しか叩けねえ俺を天秤にかけてどうすんだ?・・・・答えは、もう出てるんだろ・・・・』
ほむら「・・・・・・・」
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