過去ログ - さやか「ゲキリュウケン!!」 マミ「ゴウリュウガン!!」 ほむら「ザンリュウジン!!」
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(長屋)
[saga]
2011/05/15(日) 11:20:00.29 ID:JNz2vYkS0
再び、小さな神社の一角にて。
さやかは、今までの強がりが嘘のように涙を流していた。
さやか「ゲキリュウケン・・・・いやだよ・・・・行かないで・・・・」
ゲキリュウケン『やっと、本音をいってくれたな』
さやか「・・・・一心同体って言ったじゃん・・・・・もっとあたしといっしょにいてよ・・・・」
ゲキリュウケン『まどかなんかほっといて、か?』
さやか「それもいやだよ・・・・まどかを死なせられるわけないじゃない・・・」
ゲキリュウケン『さやか・・・他人である以上、別れは必ず訪れるものだ。
心中でもしない限り、どちらか片方は必ず残される。
俺だったら・・・友を信じ、笑顔で旅立ちたい』
さやか「でも・・・・でも・・・・」
ゲキリュウケン『甘えるのもいいかげんにしろ!』
さやか「ひっ!」
ゲキリュウケン『いいか、強がるなとはいったが、現実から逃げていいとは言っていないぞ!まったく・・・』
杏子「おーい、さやかー!」
さやか「杏子・・・・あんた・・・・」
杏子「なんか・・・迷ってたみたいだからな・・・・
あのにーちゃん達が、消える前に言ってたことを伝えに来た。
なんか、今のお前に必要な気がして・・・・
たしか・・・・
「長い人生の中じゃな、絶望も、呪いも、別れも、ただの通過点なんだ。」
「誰かを嫉んだり、憎んだりしただけ、それを乗り越えた時に誰かを思いやれる」
「絶望に心折れそうになる度、それを乗り越えた時、本当の強さを知る」
「そして、別れを乗り越えた分だけ、新しい出会いを大事にできる」」
さやか「・・・・・」
杏子「「だから、絶望や、呪いや、別れをゴールにしちゃいけない」
「現実には、立ち向かわなきゃいけない現実と、受け入れなきゃならない現実がある」
「立ち向かうにせよ、受け入れるにせよ、絶対に逃げるな、目を背けるな」
・・・・・そっから先は、聞き取れなかった」
さやか「・・・・そっか・・・」
ゲキリュウケン『フッ・・・言うようになったじゃないか・・・』
杏子「マミは、一時間待つって言ってる。それまでに決めてくれ・・・・頼んだぞ」
杏子が去った後、おもむろにさやかが切り出した。
さやか「ゲキリュウケン・・・そろそろ朝練の時間だよね・・・・」
ゲキリュウケン『そうか?だいぶ変な時間だが・・・・』
さやか「ちょっと・・・付き合って。・・・・最後だから」
ゲキリュウケン『・・・・わかった』
さやか「時間がないから・・・締めの演武だけ、ね」
ゲキリュウケン『・・・・ああ』
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