過去ログ - さやか「ゲキリュウケン!!」 マミ「ゴウリュウガン!!」 ほむら「ザンリュウジン!!」
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(長屋)
[saga]
2011/05/15(日) 11:20:31.70 ID:JNz2vYkS0
さやかはゴッドゲキリュウケンを抜くと、今では日課となっていた演武を始めた。
流れるような身のこなしで剣をふるい、剣が空を切るたび甲高い音がした。
そのさなか、それを偶然見つけた者たちがいた。
仁美「あら?あれは・・・・さやかさん?」
上条「いったいなにをやってるんだろう・・・泣きながら剣を振ってる・・・剣道の練習かな?」
仁美「・・・しかしまあ、本当に素晴らしい演武ですわ・・・
ときに龍のように猛々しく、ときに天女のように清らかで、ときにうたかたのように儚い・・・・」
さやかは、その者たちに気付かなかった。
流れ落ちる涙を必死にこらえて、ただ一心不乱に剣を振っていた。
演武が終わるころには、再び二人きりになっていた。
さやかは、涙をぬぐうと、友が待つ場所へと歩を進めた。
マミ「遅いわね・・・・」
ほむら「まさか・・・来ないつもりじゃ・・・」
杏子「そんなわけねぇだろ!・・・そんな・・・わけ・・・・あるかもな・・・・」
そのとき、遠くに人影が見えた。
さやか「遅れてごめん!」
ほむら「大遅刻ね・・・・ソウルジェムの封印を開始するわよ」
マミ「そうね・・・さっそく始めましょう」
そこには、すでに魔法陣が描いてあり、その中心にまどかがあおむけで横たわっていた。
胸にはこれ以上ないほど穢れをため込んだソウルジェムが配置してある。
ほむら「シャン・ファード・フェ・ベルチャ・ベレケ・・・ベレケ・・・」
ほむらが呪文を唱えると、魔法陣から光の柱が伸び、まどかの身体を包んだ。
ザンリュウジン『さあ、我々を光の中に』
まず最初に動いたのはマミだった。
マミ「ゴウリュウガン、元気でね」
ゴウリュウガン『ああ、マミもな』
マミが手を離すと、ゴウリュウガンは光の中へと消えていった。
ほむら「いままでありがとう、ザンリュウジン・・・・あなたは、わたしの、最高・・・・から、二番目の友達だよ・・・・」
ザンリュウジン『おいおい・・・そこは嘘でも同率一位っていっとけよ』
ほむら「無理だよ・・・わたしは、あなたのために命を投げだすことはできない。でも、あなたとなら命を賭けることだってできる・・・そんな仲だから」
ザンリュウジン『そっか・・・・お前と一緒にいれて、楽しかったぜ、ほむら。じゃあな!』
ほむらが手を離すと、ザンリュウジンも光の中に消えた。
さやか「ゲキリュウケン・・・・ありがとう・・・・さようなら・・・・」
ゲキリュウケン『少しだけ・・・大人になったな、さやか』
そして、ゲキリュウケンも光の中へと消えていった。
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