過去ログ - 打ち止め「あなたはヒーローさんが好きなんでしょって(ry」一方「はァ?」
1- 20
984:1[sage saga]
2011/10/07(金) 22:09:40.24 ID:tqUwH5NY0









気配を感じて、一方通行は目を覚ました。

部屋の中には寝息と、低いヒーターの音。遠くから病院の雑踏。

時計を見る。まだ一時間と経っていない。

背中と腹がやけに温かくて見てみれば、腹に抱きつくようにして打ち止めが、背中から抱きかかえるようにして番外個体が眠っている。

いつの間にベッドに上がってきたのやら。狭苦しい、とついたはずの溜息は柔らかだった。

インデックスは、と探せば、枕元にメモがある。

『スフィンクスにご飯あげてないから一回帰るね!また来るんだよー。お大事に』

冬の日の昼下がり。窓からは薄い陽が入る。埃がキラキラと舞っていた。

外は寒いだろう。だがこのベッドの中は、温かい。

打ち止めと番外個体が落ちないように、少し寝返りを打って抱き寄せる。

いつの間にか、腹痛はだいぶ和らいでいた。

ドアの方に目をやる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/759.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice