25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/22(金) 14:09:14.81 ID:Hio9flSSO
姫子が左手に持っていたケータイを見た。
姫子「いつの間に……!」
姫子がナイフを振り上げる。
狙いの対象は今現れた憂だ。
唯「憂っ!!」
最悪の未来を想像して唯は叫んだ。
姫子「なっ……なんで?」
姫子の声には驚愕が滲み出ていた。
唯には姫子の背中が邪魔で、なにが起きているのかわからない。
憂「お姉ちゃん!今だよ!」
唯は弾かれたように地面を蹴っていた。
背中に背負っていたギターのネックを掴む。
唯(ギー太、ごめん!)
姫子との距離はもはや無いに等しい。
唯はギターを振り下ろした。
姫子「……痛っ!」
はっきりとした手応えを感じた。
右肩への一撃に姫子がよろめく。
怒りの形相が振り返る。
鈍い光を放つ凶器が振り上げられた。
が、その手を憂が背後から掴んだ。
できた一瞬の隙に、唯はそのままギターを振り上げた。
姫子のケータイを握っていた左手にギターが直撃する。
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