37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/22(金) 15:38:02.27 ID:Hio9flSSO
【2011/5/22/AM 7:56】
次の日。
唯は晴天の下を憂と歩いていた。
唯はケータイをお守りのようにギュッと強く握る。
憂「お姉ちゃん、眠たそうだけど平気?」
唯「うん、平気」
昨夜は姫子の死に様とゲームのことが頭から離れずほとんど眠れなかった。
唯の目の下はうっすらと隈ができていた。
憂「どうしてもたえられなさそうなら言ってね」
唯「うん」
唯はケータイを開いた。日記がこれから先の未来を提示する。
[またもやりっちゃんとそーぐー。今度は澪ちゃんもいっしょだよ! 私たち気があうねっ!]
唯はケータイをもう一度強く握る。
唯「憂、このまま歩いてるとりっちゃんと遭遇するみたい。速く歩こう」
憂「わかったよ」
歩くペースをあげる。
ケータイから未来が変わったことを示すノイズがした。
なにかから逃げるように、あるいはより先へ進むために、唯は大きく前へ足を踏み出した。
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