過去ログ - 上条「まずはそのふざけた既知感をぶち殺す……ッ!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/04/21(木) 23:53:17.96 ID:DvrSSl5Vo
ヴァレリア「本来ならきちんとお礼をすべきところなのでしょうが見たところ買い物帰りのご様子ですし、
こちらも恐妻に買い物くらい行って来い昼行灯と蹴出されましたので、申し訳ありませんがまた日を改めてでよろしいですか。
よろしければうちの教会までお越しください。お茶とお菓子程度ですがご馳走させていただきます」
御坂「え、いいんですか?」
ヴァレリア「ええもちろん。あなたのような可愛らしいお嬢さんに来ていただければ主もお喜びでしょう……ったたた」
また足を踏まれた。もちろん誰も触れなかった。
なんだか声を押し殺して悶えている神父が不憫に思えてきた。
可哀想なので散らばっていたジャガイモやらタマネギやらを拾い集めて袋に押し込んでやる。
上条「ほら、急がないと怒られるんだろ?」
ヴァレリア「あぁありがとうございます上条さん。あなたに天の祝福があらん事を……!」
左手で差し出した買い物袋を大仰に恭しく受け取りヴァレリア満面の笑みで感謝の言葉を言ってきた。
物凄い皮肉に聞こえたけど大人な上条さんはスルーしておく。
上条「アンタも大変そうだな……」
ヴァレリア「ええ、ええ分かりますか上条さん……!」
何かを心で通じ合えたのか。
よく分からない言葉で励ましあう俺たちを少女三人が気持ち悪そうな目で見ていた。
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