過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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13: ◆ySV3bQLdI.[saga sage]
2011/04/22(金) 00:44:06.08 ID:Nr8ofJqko

「そうすると俺の仕事が増えるんだよ。ほら、俺も余計な仕事は増やしたくないし」

「っ! だからあたしの質問に答えろっての! だいたいテメーは何で、いつもいつもあたしの先回りしてんだよ!」

「こっちには優秀なナビがいるんでね」

 男がトントンと指で叩いたのは、左手の甲に付いたアクセサリ。鈍く銀色の光沢を放っている。
よくよく見ると狼の顔が模られていた。

『そういうことよ、お嬢ちゃん』

 突如、そこから女の声が響く。艶のある成熟した女の声だが、電話越しみたく加工されている。
 おそらく、そこに通信機を仕込んでいるのだろうと杏子は考えた。

「ガキ扱いすんな!」

「ま、どっちにしろ俺は今日でこの街から出てくから安心しなって」

「はんっ! せいせいするよ。何処へでも行っちまいな!」

「この街のエレメントは浄化したし、もう奴らの気配もない。だろ? シルヴァ」

『その通りよ、ゼロ。それと、あんまり子供をからかうのはお止しなさいな』

どうやら通信相手はシルヴァ。この男はゼロと言うらしい。

「子供……!」




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