過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/18(水) 16:10:24.84 ID:M+fLWVl7o
遅ればせながら乙
まどかと牙狼、馴染む実に馴染むぞおおお

ところで以前勢いで買った心滅獣神ガロの置き場所が
引っ越したら確保できなくなった。どうしようコレ……


136: ◆ySV3bQLdI.[sage saga]
2011/05/20(金) 19:58:31.52 ID:o4fO5TrNo
感想ありがとうございます。それと遅くなり申し訳ありません。

>>129-131
ありがとうございます!考えが足りませんでした。記録があるってことは、前例があるってことですよね。
そして妖赤ではハルが再登場していたとは……貴重な情報感謝です。
以下略



137: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:29:38.50 ID:7GRlMTbeo
 
 首のみとなった彼女は考える。何故、こうなったのかを。
それしかできることはなかった。

 自分の首を切ったのは、あの小振りなナイフ。だが、いくら女の細首とはいえ、人の首をあんな欠けた刃で――それも一瞬で切断できるものだろうか?
以下略



138: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:33:05.36 ID:7GRlMTbeo

「ひっ……」

 短い悲鳴を意にも介さず、続けて腕を口に運びつつ噛み切る。骨も筋もなんのその、すぐに腕は男の口の中に収まった。
 バリ、バリ、シャグ、シャグ、と。およそ人肉を咀嚼しているとは思えない音だけが地下に鳴り響く。
以下略



139: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:34:22.47 ID:7GRlMTbeo

 一滴の血も流さず、黙々と男は食事を続ける。
 その身体の主だった女性は、およそ三分もの間、自分の身体が喰われるのを眺めていた。
 ストッキングと靴ごと足を食べ切ると、後には何も残らなかった。彼女を構成していたものはもう、首から上しか残っていなかった。
その他の全ては、グチャグチャになって男の胃袋の中にある。
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/05/21(土) 01:35:06.48 ID:91LhEv5Ro
心滅獣身覚悟で99.9秒以上支援せざる得ない


141: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:36:31.88 ID:7GRlMTbeo


 髪の毛が両手で鷲掴みにされ、目の高さまで持ち上げられる。いよいよ、その時が近付いてきた。
 脳裏に浮かべた家族の顔が塗り潰される。どす黒く荒れ狂う恐怖に押し流される。
 眼前には、大きく人間の限界を超えて開けられた口。
以下略



142: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:39:36.77 ID:7GRlMTbeo

 そして男が大きく一吸いすると、黒く染まった意識は完全に闇に同化し、消失する。
 あまりに呆気なく、彼女は抱いた憎悪ごと喰われた。彼女という人間は、薄暗い地下で誰にも知られず死んでいった。

 公には失踪、行方不明として処理される。現場には靴や小物はおろか、血痕も残っていない。
以下略



143: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:41:29.38 ID:7GRlMTbeo

*

 私は今だに思う。
 この日、涼邑零と巴マミが出会っていなければ、どうなっていただろうかと。
以下略



144: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/05/21(土) 01:43:12.77 ID:7GRlMTbeo
 特別な違いなどないのだ。

 ただの偶然。
 ただの幸運。

以下略



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