過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/04/29(金) 00:26:35.06 ID:PbRgPovxo
真実を知るのが怖かった。
私は私が怖かった。
彼までも疑ったら、私にはもう信じるものが残されていない。
誰の為でも――自分の為ですらない、魔女を殺すだけの存在。戦うだけのマシンと同じ。
そんな私は人間と呼べるのだろうか。人間の形をした魔女に等しいのではないか。
そう思えてならなかった。
だから私は自分よりも彼を信じたい。それは、かつて抱いていた恩愛や友情とは違う。
最早、意地や虚勢と呼んだ方が相応しいのかも。
別に、彼が契約の為に私を助けたんだとしてもいい。彼のお陰で今の私があるのは事実。
お互いの利益になったんだからいいじゃない。それで何の不満があると言うの……?
頭では理解しているのに、心のざわめきは消えてくれない。
それはきっと、私自身がそんな欺瞞を信じてないから。
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