過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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782: ◆ySV3bQLdI.[saga]
2011/12/05(月) 00:45:51.29 ID:bNQpT2Zbo

 温い期待など抱くなと。
 どうせ今回も何も変わらない、孤独な戦いをせねばならないのだと。

 昨日マミの命を救ったせいか、マミの態度は幾らか軟化している。でなければ、マミが許可するはずがない。
 代わりに、さやかの敵意が凄まじい。嫌悪を通り越して憎悪に近い。
彼女を闇の中に置き去りにした張本人であり、銃口までも向けたのだから当然だろう。

 構わない、憎まれ役は慣れている。
 自分に言い聞かせて、ほむらは行く。
 ホラーとは何か、魔戒騎士とは何か。この先には、知りたい答えが待っている。いや、語られるのだ。
背後を歩く魔戒騎士、冴島鋼牙の口から。
 その為に、自分は今ここにいる。

 鋼牙もまた、魔女と魔法少女の情報、そして自分なりの推論を確かめるべく、必要ならば掟を破る覚悟を固めていた。
 何があろうとも、この街の謎は突きとめなければならない。
 すべては、己が使命と宿命を全うする為に。

 やがて一行は、マミのマンションに辿り着いた。




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