過去ログ - 唯「おっぱいには夢が詰まってるんだよ!」
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11: ◆p7dHgU73Po
2011/04/23(土) 05:33:34.30 ID:E7xjiEJYo
 私は思うのだ。
 ここでもしも私が告白したとしても、 
 唯先輩は困ったような顔を一つして。
 ごめんねって、辛そうな表情と声色で告げるのだ。
 そんな顔を見ようものなら私は、
 振られたことよりも何百倍辛いに決まっている。

梓「いいえ、別に、ちっぱいだから良いという言葉の意味を知りたくて」

 こうして何事もなかったかのように嘘を付くのだ。

唯「あずにゃんは私よりも小さくないと!」
梓「なんですかその理論」
唯「なんか私が先輩らしくなくなっちゃうでしょ!」

 今でも先輩らしくありませんが、という言葉を飲み込む。

梓「そうですか、なら小さいままでいいです」
唯「でしょお、よかったぁ」

 小さいほうが好きでいてくれるんですよね?
 と言おうとしてやっぱりやめた。
 私はこのままでいい。
 胸のつかえと一緒に生きて行くことを決めたのだ。

梓「ところで私って平均から比べても本当に小さいんでしょうかね?」
唯「本当に小さいから安心して良いよ」

 私の望みは静かに否定されて、これ以上胸の話題をするのを脳が否定した。

 Fin


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