6:団子屋
2011/04/23(土) 04:24:59.47 ID:jz2aUBi80
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一方通行は叫びそうな声を抑えて震える手でコールボタンを押した。
プルルルル
プルルルル
プルルルル……………
出ない、そして彼は16回目のコールが終わったところで通話を切った。
一方通行は少し安堵したような、不安なような複雑な表情をした。
誰に言うわけでもなく、彼は天井を仰いで言葉を呟いた。
「どうしてこうなったァ……」
一方通行は激しく後悔していた。
感情赴くままに言葉を吐いて彼女を傷つけ、
このようなことをさせていることに。
「あいつが、こうなるって何で早く気づいてやれなかったンだ」
しかし、一度動き出した歯車は止まらない。
そう、サイはもう投げられてしまった。
これは一人の少年とその少年を慕う彼女の物語……。
そしてすべての始まりの序曲であり終曲へのハジマリであった……。
死苦死苦死苦死苦死苦死苦死苦
アクセラ……レェータァー……
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