過去ログ - 上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」
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45:たくま[sage saga]
2011/04/24(日) 11:30:58.28 ID:EKeeqMyg0


(それにしても、幻想御手の方も落ち着きませんわね…。なんかもう焼け石に水という感じがしますの。……そういえばあの時……。)


加速演算。
あの少年はそんな単語を口にしていた。


(そんな言葉聞いたこともありませんの……。何か今回の幻想御手と関係が……?)


考えてみてもさっぱりわからない。
加速演算という言葉が、なんとなく演算能力を上げてくれそうな連想を促す。
……しかし、何をどう加速すれば全身から出血するというのだ。
情報が少なすぎる。
せめて、新型幻想御手のサンプルがあれば……。

白井は、本日数回目のため息をつく。



その時、支部のドアが勢いよく開いた。
そこには、同僚の、頭に花飾りを乗せた少女が立っていた。



「白井さん!!」

「なんですの?初春。」

「朗報ですよ!先輩方が、新型の幻想御手の取引現場を抑えました!!」

「取引現場?……ということは、まさか……?」









「はい、手に入りましたよ!新型幻想御手の……サンプル!!」






走ってきたのだろうか。
息を切らせる彼女の手には、あるものが握られていた。


どこにでもあるような携帯用音楽再生機器。



そして。


謎の記号がいくつか描かれた、一枚のカード。



その道に詳しいものなら気づいたであろう。

その記号が、ルーン文字であることに。





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