過去ログ - 上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」
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5:たくま[sage]
2011/04/23(土) 23:06:24.05 ID:6VJq3Mxf0

――現在――




とある男子寮の一室。


「とうま!起きるんだよ!とうま!」

「んー…もうちょっと…。」

「お腹が空いて死にそうなんだよ!もうお昼ごはんの時間も過ぎてるかも!!!」

「だあああ!?わかった、わかったから噛むな!!」

「わかればいいんだよ!」

「全く、せっかくの休日だから寝てようと思ったのに理不尽な怒りを買うとは…不幸だ…。」

「とうま…いくら私でも朝ごはんとお昼ごはん抜きは怒っていいと思うんだよ?」

「…いや、お前いっつも怒って、って、わぎゃあああ!噛むな!噛まないで!!!!」



上条家の休日は、噛み付きから始まる。
上条はこれを不幸だと思っているようだが、インデックスに言わせれば自業自得、である。
頭蓋骨の痛みに耐えながら台所に立つ。
これが日課になりつつあることに不安を覚える上条当麻。

とりあえず同居人に食事を与える。



「いただきます!」



またたく間に野菜炒めが無くなってゆく。
これが、上条家の財政を圧迫する大きな要因のひとつ…いや、ただひとつの要因だ。



「ごちそうさま!私はシスターだからね、このくらいで我慢しておくんだよ!」

「はいよ、お粗末さま…。」

「どうしたの?とうま。元気無いかも。」

「いや、お前がもう少し食欲を抑えてくれたら上条家の財政も良くなるなあ、と思ってなぁ。」

「む。聞き捨てならないんだよ…。」

「い、インデックスさん?……か、上条さんは用事を思い出したので出かけてきます!!」

「あっ、待つんだよ当麻!?…………逃げ足だけは聖人レベルかも…。」










(しっかし、インデックスから逃げたはいいものの…暇だなぁ。)



せっかくの休日が暇でしょうがない。
嬉しいのか悲しいのかよくわからないところだ。




「いたいた!見つけたわよアンタ!!」

「のあ、電撃!?……お前かビリビリ。」


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