406:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:44:27.91 ID:yc5PP3FDO
あの学園都市が誇る超能力者第二位が逃げる事を決意した
理由は簡単、まだ死ねないから
彼を知る者達からすれば信じられないことだろう
今の垣根にはやるべきことが沢山ある
プライドもへったくれもない、何としてでも死ぬ訳にはいかないのだ
そうと決まれば早くこの薄暗い路地裏から出よう、と足を動かそうとした瞬間
垣根 「…っ!!」
強い殺気を感じ、垣根はすぐさま後ろへと下がる
その刹那、垣根の目の前を横一線に巨大な火柱が駆け抜けた
視界を埋め尽くす紅はコンクリートの壁を突き破り、数秒前まで居た空間を焼き払う
もう見つかったのかと思うのも束の間、壁に空いた穴からあの少年が飛び出してきた
少年 「チッ、避けられたか」
表情は相変わらず怒りに満ちていたが、いくらか冷静さを取り戻しているようだ
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