28:VIPにかわりまして40キロ圏内からお送りします
2011/04/26(火) 19:56:57.84 ID:cMLtDQs+0
2人も同じように中身が灰色に染まっており、
ビジュアライザのようにうねうねと割れ目に空間が出来ていた。
男「はは・・・ははは・・・。僕の少年時代は相当波乱万丈だったらしい・・・。」
視線を玄関の男性に向けるとさっきと同じ姿勢で立ち尽くしていた。
どうやら僕以外の時間が止まっているようだ。
男「・・・ん?」
よく見ると、男性の体内?にぼんやりと映像が浮かんでいるのがチラリと見えた。
映像は一瞬見えたかと思えば消え、消えたかと思うとひょっこりと浮かぶ。
男「これは・・・・・・博士?」
ちらりと見えた顔には見覚えがあった。
目覚めたときにいた、未亡人の博士だろう。ずいぶんと若く見える。
ぼんやりとしていて見えずらいため、腰を上げてゆっくりと男性の近くへと寄る。
さっきよりはっきり映像が映りだしたと思った瞬間。
その灰色が急に飛び出し、僕の身体をつかんだ。
男「うわっ!!!な・・・なんだこれ!!!う・・・たすけ・・・」
触手のように体にまとわり付く灰色の物体に抵抗も出来ず
僕は男性の体内へと溺れていった。
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