過去ログ - みんなでヒロインと主人公のスペック考えて下さい
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74: ◆kakHWp69Uk
2011/04/30(土) 21:35:13.33 ID:TvY45EVA0
俺が部屋のかぎを開けると勢いよく変な女が部屋に入った。なんで俺より先に入るんだ。
そういえばごはんたかなきゃ…。おそらく今日は二人分のコメがなくなるのであろう。うああああ。
「それで、何の用で来たんだ?」これが一番聞きたかったことだ。
「私を襲撃した奴を見つけてほしい。みつけろ」
願望から命令に勝手にシフトしやがった。というか身勝手だった。
今更ながらちゃんと見てみるとこいつはだいぶ幼かった。この状態を人に見られたらいろいろ疑われてしまいそうな若さだった。
「お前いくつだ。」「13」なぜ高校にいたんだよ。
今日はもう料理する気が起きず、買いだめしておいたインスタントを食べることにした。食費を損した。あんらっきーはまだ続くようだった。
「しばらくここにすらスカラ。」
語尾によって自分の守備力を挙げているつもりなのだろうか。バイキルトつかうぞこら。
「ことわる。かえれ」
「なんか。あの、あれ。記憶ないてきな…」
「記憶喪失?」
「そうそれ!」ばーか。
「それに話し相手ほしくない?」
…………。
13歳に負けた。俺は寂しかったのだ。
「わかったよ。で、お前名前は?」
「るいーじ。」
絶対嘘だった。こいつを養ってやる気がまた失せそうになる。
「あなたかっこいいし、たくさんお話ししようね!」
俺は踊らされている…。俺がマリオネットのようだと思った。
さて、お湯沸かさねば。ぴんぽーん
呼び鈴が鳴る。帰ってきたときには太陽が半分ほど残っていたが、今はすっかり暗くなっていた。
ちなみに来客人第25人目だ。23人は事務的な用事の奴。つまりこのルイージ以外全員。
ガチャリ、とドアを開けると夕方みた顔その2。「なんでお前までくる。」
マリオネットが立っていた。
「さっき百瀬君が帰ったあとルイージちゃんが百瀬君の家に行くって言ってたからさ。ごはん持ってきたの!」
「そりゃどーも。」どうしてうちの住所がこいつらに割れているんだ。
とりあえず食費が浮いたから数少ないラッキーが起きたのであろう。
「それでね!ルイージちゃんと一緒に私もここに暮らすね!」
こいつは願望でも命令でもなく断定だった。
俺の部屋は、来客25人目にして居候二人になった。1アップどころじゃないぞ。
かくして、ピーチ(百瀬だし)城(ボロ)でルイージとマリオとピーチが共同性かっつすることになった。
やれやれである。


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