過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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103:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/05/18(水) 01:25:30.66 ID:EbTBknlAO
敵のビームライフルが一丁右に投げ捨てられた瞬間、赤い軌道が線を描き、グラハムの目の前で止まる
それが謎のMS、アルヴァアロンのカメラアイの色と分かるのには僅かながらの時間を要した

グラハム「え」

反応しきれなかった。フラッグが防御態勢に入る前に、アルヴァアロンの手刀が思い切り右肩に叩きつけられる
凄まじい衝撃に揺さぶられ、意識の追随がしきれない

グラハム「がっ……!?」

殴られた肩部装甲板のひしゃげる嫌な音が、直接グラハムの耳に届く
そのままアルヴァアロンは脚を振り上げ、踏みつけるようにフラッグへとそれを向ける

グラハム「ッ!」

恐らく狙いはコクピットなのだろう、踏み抜かれ、鉄塊に潰される自身の姿が脳裏に浮かぶ

グラハム「お……!」

グラハム「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

のしかかる恐怖感に耐えきれず、絶叫しながら本能に任せ機体を動かす
無理やり機体を捻り、右腕のGNシールドのアタックスパイクを脚にぶつけ、衝撃を利用し何とか離脱に成功した
相手の足裏にわずかながらスパイクが傷を付けるが、アルヴァアロンはフラッグの一撃を意にも介さぬ様子で見下す

『ふむ』

グラハム「はぁっ……はぁっ……!」

『悪くない』

グラハム(全く捉えられなかった……だと……!?)

グラハム(この感覚、まさかあの特殊システムは太陽炉搭載MSにも……!)


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