過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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185:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/05/25(水) 01:23:49.78 ID:GV8Tfe4AO
アレハンドロ『死に損ないが……ッ!』

強気な言葉を吐いて見せても、その手の震えは他ならぬ自身が目の当たりにしている

アレハンドロ『もう良かろう……今度こそ奈落に沈め、!』

声まで震える前に通信を切り、大きく息を吸い込み平静を保たんと試みる
長い政治生活は軍人だった過去を蝕んだのだろう、アレハンドロがそれに気付く気配はない
改めて操縦桿を握り直し前を見る。依然としてGNフラッグは立ちはだかり、彼方からはガンダムエクシアの気配も感じ取れる

アレハンドロ『流れは私の方から奴に向いている……だが関係などあるものか』

アレハンドロ『如何に立ち上がろうと確実にコクピットを破壊してしまえば奴は死ぬ』

アレハンドロ『……そうとも、勝者はこのアレハンドロ・コーナーだ!』

急加速でGNフラッグめがけ突撃するアルヴァアロン。一番最初にグラハムが反応すら出来なかった接近速度だ
――これならば、殺れる!

アレハンドロ『今度こそくたばれ、ライセンサー!』

グラハム「……言葉が汚いなアレハンドロ」

アレハンドロ『はっ?』

グラハム「ふんッ!!」

突き出されたGNビームサーベルはフラッグのロングソードとかち合い粒子を放出、本来フラッグの右腕があった空間をすり抜けていく

アレハンドロ『なっ――!』

フラッグはその威力を受け流しつつ一回転、突っ込んでくるアルヴァアロンの横を抜け背後を取る
アルヴァアロンの最大戦速を逆手に取った、一瞬の出来事
何が起きた? 自らに問う間さえなく、フラッグの一撃は確かにアルヴァアロンを捉えていた


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