過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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241:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/05/28(土) 01:57:32.82 ID:vqZMeF7AO
死を覚悟したその瞬間、何故か身体が軽くなったような気がした

グラハム「……!」

それは、死の間際に錯覚した都合の良い感覚か
動かぬ腕を誰かの手がそっと支え、握れぬ手の上から重ねるように細い指が絡む
血まみれの眼がそっと拭われ、淡い光に包まれた彼女の顔が、網膜に飛び込んでくる
傷ついた身体を労るように、温もりが伝わり痛みを消していく

『マスター』

グラハム「マリーダ……?」

幻聴か?
いや、幻聴ではない。確かに聞こえた、彼女の声
自身の身体の中に、彼女の命が入り込んでくるような、そんな満たされた感覚がグラハムの全身を包み込む
これならば、戦える!


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