過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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702:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/09/01(木) 00:52:17.39 ID:7ugFIpTAO
先ほどマリーダが届けてくれたドリンクに口を付ける
頬の筋肉がつりそうになるが、我慢しながら無理やり喉に液体を流し込む

グラハム「ぷぁっ!」

グラハム「はぁ……」

ジョシュア「……」フラフラ

ジョシュア「……負けて……たまるかっ……!」

グラハム「……」

グラハム「あぁ……そうだ」

グラハム「こんなところで……立ち止まってたまるものか!」グッ

――リディ回想・前線基地到着当日・食堂――

外はかんかん照りの太陽が基地に照りつけ、空にはこれ以上無いほどの蒼が広がっていた
それなのに、まるで分厚い雲に隠されているかのように空気が重い
息苦しさからか、食事もまともに喉を通らなかった

グラハム「……」

マリーダ「……」

リディ「…………」モソモソ

ここ最近、朝食は必ずこの二人と取っている
少佐は修行僧かと言うほどに早起きで、追随するマリーダ中尉も同様である
日常の一挙手一投足から学べ、というダリル少尉の言葉通りにしてはいるが、三日間もこの調子では胃腸がどうにかなってしまいそうだった

グラハム「……」ガタンッ

マリーダ「……」スッ

リディ「御馳走様です……と」

スクランブルエッグのケチャップが足りない以外には、此処の食事に不満は無い
前の基地ではとにかく我慢ならなかったベーコンの焼き加減も完璧だ、本来ならばがっついてもおかしくはないクオリティである

タケイ「……」ヒュボッ

ジョシュア「あぁっ! タケイてめぇ、俺のレタス返せ!」

ダリル「レタス奪い合ってどうすんだお前ら……?」

先輩方は相変わらずだ。こういう空気の時は傍観を決め込むのだという

……正直、言い出しっぺのダリル少尉まで傍観者なのは納得いかないが、それは後輩の辛いところだ
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