過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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805:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/10/03(月) 01:26:37.47 ID:MzbUxBxAO
グラハムとマリーダは、逃げ惑う人の波へと飛び込んでいき、やがては消えて見えなくなる

タケイ「付近の避難所を当たりましょう。リディだけならともかく、フェルトを連れて遠くにいけるとも思えない」

ミーナ「……フェルト……」

タケイ「リディが付いてる。アイツも男だ、きっと大丈夫ですよ」

やがて二人も人の流れに沿って移動を始める
空ではスイールのイナクト隊がGN―Xを止めんと攻勢を強めたが、誰の目から見ても焼け石に水であった

――――

リディ「……くそっ……何だってんだ!」

フェルト「はぁっ……はぁっ……!」

瓦礫に押し潰されたバスの影に隠れ、パンフレットの中の避難所を目指すリディ達
GN―Xから逃れようとした人々のうねりに呑まれ、抜け出した頃には何処にいるのかすら分からなくなってしまったのだった

リディ「隊長達と合流しなきゃ、ヤバいってのに……!」

最初の爆発と人の流れからフェルトを守ろうとしたリディ
頭には浅くない傷がつき、とめどなく血が溢れ出していた

リディ「……あの人のことだ、一番俺達が行き着きそうな場所にまず探りを入れるはず」

リディ「一番近い場所の避難所……こっちか!」

フェルト「きゃっ……!」

空からは絶え間なく粒子ビームが降り注ぐ
人の影があれば撃ち込む、まさに無差別テロ
急がねば自分達が狙われるかもしれない、猶予はなかった


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