過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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807:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/10/03(月) 01:36:47.83 ID:MzbUxBxAO
――その頃、グラハム達は――

マリーダ「道が塞がっている……!」

グラハム「えぇい、此処もか!」

決して遠くないはずの車までの道のり、しかし破壊された建物や放置された車により二人は必然的に遠回りを余儀無くされていた

グラハム「くそっ……このままでは我々も火に巻かれる!」

マリーダ「一度避難すべきでは……!?」

見上げれば、三機のGN―Xがスイールの防衛軍と交戦を始めていた
どうあれ地上の被害は免れない。危険はグラハム達にも等しく近づいていた

グラハム「最悪やむを得まい、この様な場所でお前を死なせるわけには行かんからな」

マリーダ「それは私も同じです……あなたを死なせたりはしない」

グラハム「久しぶりに意見があったな、そうでなくては!」

『馬鹿言ってんじゃねえ! ガンダムと喧嘩するようなもんじゃねえか!』

グラハム「ぬ……!?」

そんな中、高層ビルの合間から姿を現したのは白いイナクト
スイールが買い取ったPMC戦力の一部である特別なものだ

『PMCからせっかくこっちに転勤してきたってのに、もうあんなのとやり合うのはこりごりだ! 俺は降りるぜ!』

膝を突き、コクピットを開けて中から兵士が降りてくる
通信と外部への音声発信を同時に開いてしまうほど慌てていたのだろう
そのまま転げ落ちるように地面に降り立つと、ほうほうの体で燃え盛る街に消えていった


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