過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/10/31(月) 04:01:16.58 ID:iogOaoRAO
――視線の先に立っていたのは、一人の青年であった
マリーダ「……!」
???「……」ニコッ
整った目鼻にところどころ波打った金髪、中東では不自然な白いコートに身を包んでいる
神に愛されているかの如く、彼の周りだけはただ一つの破壊も及んではいない
その青年は明らかに異質なモノとして、自然にそこに存在していた
マリーダ「何者だ……!?」
???「……」
『ヒクサー、ハヤクハヤク』
彼の足元には、黒いペットロボットがすり寄るように転がっている
ヒクサーと呼ばれた青年はそれを拾い上げ、最後にマリーダと視線を合わせた
ヒクサー「バイバイ……12番目の妹」
マリーダ「!」
ヒクサー「君が【もう一つのイオリア計画】に選ばれるべき者かどうか……もう少しの間だけ見せてもらうよ」
黒HARO『プルプルプルプルー!』
マリーダ「ま、待て!」
タケイ「中尉! 上ですッ!」
駆け寄ろうとした瞬間、二人の間を貫くビームライフルの一閃
爆発にたじろぎ、向き直った頃には青年の姿は見えなかった
マリーダ「今の男は……一体……?」
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