過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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900:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/12(土) 02:59:40.26 ID:6dcCFJHAO
ヒクサー「……来たようだね」

見上げるヒクサー
路地裏の狭い空に、雄々しい白い影が通り過ぎた

887「あれは……イナクト?」

ヒクサー「止まることを知らぬ戦士の生き様……いつか更なる力に潰され、消えゆく定めだとしても」

ヒクサー「それでも僕は願ってやまないよ……飛べ、もっと高くとね」

――飛べなかった僕と、彼の代わりに
彼の呟きは風に掻き消され、誰の耳にも届きはしなかった

――――

仄暗い銃口が向けられた、その瞬間だった
激しい激突音と突風、伏した身体が浮き上がりそうな衝撃
はっとして見上げる
やはり、彼の乗るイナクトだった

グラハム「彼女からッッ……!」

マリーダ「マスター!!」

グラハム「離れろォォォォォォォォォォォォ!!!!」

マリーダ「!」

イナクトの左手に握られたソニックナイフが、つんざくような悲鳴を上げてGN―Xの顔面に突き立てられる
予想外のダメージと共に衝突の勢いそのままに、ビルへと押し込められるGN―X
砂漠での総力戦の際、ロックオンのガンダムへ本人が敢行した、グラハムスペシャルそのままの流れるような挙動だった

ミーナ「今のうちよマリーダ! 早くこっちへ!」

マリーダ「し……しかし」

ミーナ「アイツを誰だと思ってるの!? 信じなさいよ、あんたのマスターなんでしょう!!」


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