過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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904:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/12(土) 03:11:22.90 ID:6dcCFJHAO
グラハム「思ったより合流が早いな」

『さっき逃げた一機がもう片方を呼んだのか……!?』

グラハム「だろうな。思ったよりは、やる」

グラハム「だが逃げに回られると追いようがないのは、口惜しい話だ」

おかげで彼女達を救えたのだが――
その言葉は飲み込んで、レーダーに映る光点を数える
スイール防衛隊も続々集結しているが、既に何機も倒されており、加えて元より性能差は歴然
ギリギリ目一杯集まって、その数は七
ガンダムに対する旧機体の戦力的数として鑑みれば、これは絶望的な数字だった

グラハム「こちらの増援は後少し、といったところか」

『し、しかしマスター・グラハム……』

グラハム「私が一体を止める、一対七なら深追いしなければ何とかなる筈だ」

グラハム「耐えるぞ、なぁにもう少しの辛抱だ!」

わざと明るく演じてみたが、効果は薄いようだ
通信から聞こえてくるのはかたや溜め息、かたや呻き声
パイロットスーツも着ておらず、半壊したイナクトに乗っていては実に説得力に欠けた檄に聞こえただろう
だが、男の誓いに訂正を加えるつもりは無い
七機のイナクトが持ちこたえてくれることを願い
彼女達が少しでも遠くへ逃げてくれるのを信じ
ただ、戦い抜くだけなのだ


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