過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
1- 20
935:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/24(木) 14:52:02.93 ID:weZ121dAO
マリーダ「マスター」

グラハム「ん?」

マリーダ「スイールでは……助けてくださり、有り難うございました」

グラハム「言うな。むしろ私は謝らねばならん立場だ」

グラハム「あれだけ懇願されたにも関わらず、流石に私も無謀が過ぎたというものだ」

マリーダ「……」

グラハム「今回ばかりは本当に無茶をしたという自覚がある」

グラハム「今後はもう少し節度をもって動くようにする、無茶はしない。誓わせてもらおう」

マリーダ「無茶はしない……」

マリーダ「それでは、相変わらず無理はなさるのですね。そうですか……」

グラハム「……ぬう……」

マリーダ「分かりました……あまり期待はせずに、心に留めておきます」

グラハム「くっ!」

マリーダ「お気になさらず、どうぞお話の続きを」

顔の位置が元に戻り、まとめられた髪がしなやかに揺れる
無表情ではあるが、してやったりという心中がにじむようであった
口で彼女にかなわないのが、少し悔しかった

グラハム「兎に角、これからまた忙しくなる」

マリーダ「ヅダとサイクロプスの編隊は、GN―Xを連れたままエジプト近辺で消息を絶ちました」

グラハム「最終防衛ラインに反応がないとなれば、アフリカには逃げられていないはずだ」

マリーダ「潜伏しているとしても、そう長くは保たないはずです」

グラハム「索敵にかかる前に遠回りをしてでも海路を使うか、残りのサイクロプスらと協力し、ラインを突破して逃げるか……か」

マリーダ「反国連勢力の計画は内容こそ不明ですが、発動時期は近いと推測されます」

グラハム「となれば……強行突破か」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/608.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice