過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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939:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/24(木) 15:00:19.11 ID:weZ121dAO
グラハム「何より、尊敬の念の無い敬語ほど耳障りなものはないからな」

ヤザン「へへっ……そりゃあちと誤解だなグラハムさんよ」

ヤザン「何のカスタマイズもされていないイナクトでGN―Xを止められる奴はそうそういない、これでも一目置いているんだぜ」グビッ

グラハム「…………」

グラハム「貴様がマリーダに対して行った侮辱、忘れてはいまい」

ヤザン「……さぁてな」

グラハム「謝罪しろ、とは言わん。だが念を押して言わせてもらう」

グラハム「今後彼女に対し、侮蔑の言葉を浴びせること……それはこの私が決して許さないと」

ヤザン「…………ふん」

ヤザン「思ったよりは器の小さいことを……そんなことを言うために此処に来たのか?」

グラハム「……半分はな」

ヤザン「半分、か」

グラハム「…………」

改めて腰を据え直し、小さく息を吐く
ヤザンは立ち上がると冷蔵庫の中からよく冷えた水を取り出し、薦めてきた

ヤザン「酒の友が水とは、締まらねえ話だ」

グラハム「下戸はどの世界にもいるさ、飲むか否かはその者の自由だ」

MS搬入の光が点滅し、窓からグラスを赤く染めていく
互いの赤を軽く触れ合わせれば、硝子の擦れ合う透明な音が響いた
上機嫌のままに、ヤザンが口を開く
始まりは取り留めもない世間話
掴みとしては上々だろう、水を流し込みながら耳を傾けた           ・
                         ・
                         ・


何を話しただろうか
下らない世間話、これからの作戦、新型MSの性能の話
時間にして一時間弱、肴になる程度には進んでいた

ヤザン「おい、グラハム」

グラハム「何だ」


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