過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
1- 20
960:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/25(金) 20:24:20.95 ID:Yw/Uqu8AO
イナクトの腹と背中を合わせるフラッグ、逆手持ちのソニックナイフが唸りを上げてプラズマの刀身を延ばした
狙い目はただ一点、イナクトのコクピット
突きつけてホールドアップ、それで終わる筈だった

ヤザン「猪口才……なぁ!」

グラハム「がっ!?」

だが、刃は届かない
イナクトはプラズマソードの発生より先にフラッグへと体当たりをかまし、即座にバックブーストし距離を取ったのだ
空回りする一撃、イナクトは軽く跳躍すると空中変形、その巨体を易々と夜空へ持ち上げた

グラハム「お次は空か……!」

ヤザン「嫌いじゃあねえだろう!?」

グラハム「無論、空は私のホームだ!」

フラッグも追随し、その身を頭上深き闇の中に投げ込んでいく
絡み合う二機の機動、一瞬の交錯と数発のライフル、あわやというタイミングですら互いの弾丸は相手に届かない
前線基地にまで届くほどの暴風、二機は台風の目となり円を描いてぶつかっていく

ヤザン「ホーム? そりゃあ残念だなぁ!」

グラハム「何が言いたいッ!」

ヤザン「俺が勝てばお前の空は俺のもんって事だ、今の内に別れでも惜しんどけ!!」

グラハム「言ってくれるなヤザン・ゲーブル……!」

グラハム「ならば、他人の家に土足で踏み込むということの意味、その身を以て味わえッ!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/608.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice