過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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969:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/25(金) 20:47:45.69 ID:Yw/Uqu8AO
――格納庫――

フラッグを定位置に戻し、グラハム少佐がコクピットから降りてくる
メットを外すと、汗が光の粒のように輝き、散っていった

リディ「お疲れ様です、隊長」

グラハム「助かる」

水とタオルを手渡し、メットを受け取る
グラハム少佐はその場で水を一口飲むと、残りを頭の上からかけて気持ちよさそうに髪をたくし上げる
御満悦の表情は、実年齢よりずっと若く、活き活きとして見えた

グラハム「……ふぅー……」

マスコミ受けの悪さに反し、男女問わず人気の高い人だ
汗を拭く動作一つにさえ、つい見惚れてしまう
不意に、グラハム少佐がこちらを向いた
見とれたのが恥ずかしくなり、少し視線を逸らしてごまかした

グラハム「マリーダは?」

リディ「それが、俺に水とタオルを渡してそのまま中に……」

グラハム「だろうな……舌の根も乾かぬ内のことだ。怒るのも合点がいく」

リディ「何のことです?」

グラハム「男女の間柄を詮索するのは感心しないな、リディ少尉」

リディ「……本当に何かあったりとか……?」

グラハム「安心しろ、何もない」

リディ「…………」

グラハム「心配性だな、お前は」


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