過去ログ - ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ10
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123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)[sage]
2011/05/01(日) 04:32:32.28 ID:0P+CZPXR0
何時も通りの、何が成長しているのかも分からないような実験が続いていた『ある日』。
『その日』は、月が何時もより輝いていたと彼は感じていた。

「おいおい、速く避けないと死んじまうぞォ!」
「ぅ……ぐっ……」

何に苛立っているのかも分からないままに実験を終わらせようとしていた時。
目の前の地面に『何かが』撃ち込まれた。

「あァ?」

力尽きかけている目の前のクローンが最後の力を振り絞った――ようには見えない。
訝しげに首を捻る彼の前に、奇跡のように、魔法のように、少女は現れ。

「貴方、危ない所だったわね――でも、もう大丈夫!」

そんな風に見栄を切った。


【禁書×まどかマギカ】


(何だありゃ。スキルアウトのガキが薬でラリってンのか?)

その黄色い少女を見た彼は、唖然としていた。
遅れてやってきた桃色の気が弱そうな少女と、青色の気が強そうな少女が更に混乱に拍車をかけた。
一目見ただけで荒事に慣れていないと分かる。暇があれば彼に喧嘩を売って100倍返しされる馬鹿集団とは明らかに違っている。
目前の少女は何事かを喋って指示しているようだが、予想だにしないイレギュラーに次の行動を迷っている彼の耳には九割方届いていない。
そうして、何かの芝居のように大仰な動作で、少女が虚空に手を差し伸べると。

――戯画化したマスケット銃のような物が出現して、こちらに銃口を向け――。

「喰らいなさい!」

弾丸が射出された。


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