過去ログ - ふと思いついた小ネタ（スレタイ含む）を書くスレ10
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本)[sage]
2011/04/28(木) 18:27:20.15 ID:Ri5oHIWko
山田「過去の怪物から」ヴィクトリカ「未来の凡夫へ」

ＧＯＳＩＣＫ×ＴＲＩＣＫのオカルトを根幹に置いた異質なミステリー作品クロス

―――side ＴＲＩＣＫ

どん来い最新刊執筆のためにヨーロッパに向かった上田次郎
時を同じくして母とともに父のゆかりの地巡りと称してヨーロッパに出向いていた山田奈緒子
そこで二人が耳にしたのは『灰色狼』の物語
どん来いのネタにちょうどいいと調べていた上田はひょんな事からある殺人事件に巻き込まれてしまう

両目をくりぬかれた死体・完璧な密室・『過去を償う者に灰色狼は微笑む』というメッセージ
容疑者はただ一人、『上田次郎』本人
上田の無実を証明するため、山田は上田とともにしぶしぶ殺人事件を解決する事に

調べていくうちに明るみに出た過去に解決されたある事件が、過去と未来を繋ぐ

山田「この事件を解いた子が、案外灰色狼だったりして」

上田「フン。人間が苦戦する事件を狼が解けるか」

―――side ＧＯＳＩＣＫ

『この本を読む未来ある者へ』
ヴィクトリカ・ド・ブロワと久城一弥が『手品の全て』と書かれた異質な本に挟まっていたその手紙を見つけた事が事件の始まりだった

手紙をなぞって学園で起こる奇妙な事件の数々
性との間を飛び交う噂によると事件の裏で死神と灰色狼が暗躍しているとか……
そして始まる、手紙の最後に書かれた奇妙な殺人事件

両目をくりぬかれた死体・完璧な密室・『過去を償う者に灰色狼は微笑む』というメッセージ
容疑者はただ一人、『久城一弥』本人

久城は身の潔白を証明するために図書館を登る

ヴィクトリカ「……欠片が足りない。決定的な欠片が、だ。久城、さっさと拾ってきたまえ」

久城「欠片って……どんな？」

ヴィクトリカ「……『事件当時現場付近で火花を見た者が居ないか』、だ」

灰色狼の頭脳が混沌を紡ぐ時、過去と未来が繋がる

ヴィクトリカ「これは全て手品だよ、君。おそらく、『彼』の言う未来の人間から見ればとても陳腐なね」

―――

絶対にクロスの出来ない、でもクロスしたい組み合わせ
ならばいっそ、同時間軸でクロスさせなきゃいいじゃないって事で
つまり時間軸は三つ
・大過去・ヴィクトリカへの手紙軸（大過去、ＴＯＲICK・ＧＯＳＩＣＫ両方が認知）
・過去・ＧＯＳＩＣＫ軸（ＴＲＩＣＫ軸の事は知らないが、ＴＲＩCK軸へのヒントを残す）
・現在・ＴＲＩＣＫ軸（ＧＯＳICK軸の残したヒントを用い、大過去・過去・現在の三つの事件を解決）

過去の事件を元に今の事件と過去の事件を解決するってのは相棒の方が似合ってる気がするがこまけぇこたぁいいんだよ

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