13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]
2011/04/28(木) 23:21:37.05 ID:3YtaR/XAO
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上条当麻は走っていた
気づけば常盤台の学生寮から止まっていないかもしれない。
だが、止まらない。止まるわけにはいかない。少女を
―御坂美琴を助けるために―
しかし、その肝心の少女が見つからない
あの自動販売機にも橋にも研究所だって行った
しかし見つからない
そのとき
学園都市が停電した
「うわっ!?なんだ?」
思わず大きな声をだしてしまった人がいたら恥ずかしい
そんなことよりこれには御坂美琴が関係していることが想像できた
なぜなら
ある一カ所だけが光輝いていたからだ
あの光は御坂…記憶になくてもわかる
体が覚えている。
あの光
あの音
あの痛み
そして上条当麻は全力で走った
少女を救うため
少女の妹を救うため
しかし非情にも『ヒーロー』は間に合わない
遅すぎたのだ
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