170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/02/06(月) 23:42:09.55 ID:3B14MUNZ0
――宿屋
剣士「――と言う事があったんだ」
男「盗賊が女の子となぁ」
男「晩飯がないと思ったらそう言う事だったのか」
剣士「いや、一瞬見ただけだから見間違いかもしれないが」
男「剣士さんくらいの動体視力なら見間違いじゃないだろう」
男「それに肉まんを持って来てくれて助かる。よくこんなに買えたな」モグモグ
剣士「勇者一行としての資金だ。普通に生活するくらいは四等分でも遊んで暮らせるだろうな」
男「勇者一行が国の金庫を空にするんじゃないかと心配するな」
剣士「そうならないはずと言う信頼も含めた上で決められた人だ、勇者様は」
男「で、盗賊がデートしてた話をしにきたわけでもないだろう」
剣士「とは言え、特に用事もないのだが」
男「じゃあ、なんで来たんだ?」
剣士「勇者様から今後の事は聞いただろう?」
男「まぁ」
剣士「元々は皆何をしているだろうかと見に来ただけだ」
男「俺は案の定魔石の研究をしているし、盗賊は酔いも治ってデートしてたってわけだ」
剣士「うむ」
男「あなたは何するつもりなんだ?」
剣士「狂人がいるからな。世話くらいしか出来ないだろう」
男「そうか」
剣士「ああ」
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