201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/02/13(月) 23:56:29.40 ID:oAUYJv+J0
次男「月の使徒が存在するなら、魔の国と戦争を始めようとしているこれからが活発になってくるだろう」
次男「だが、目下の問題はそれじゃない」
勇者「えっ? 他に何かあるのか?」
次男「現在、竜の国と“最終戦争”をしているのは耳に入っているか?」
勇者「ああ。騎士の白蛇騎士団を筆頭に戦ってるあれの事だろ」
次男「そうだ。勿論、死傷者は出ているはずだ」
勇者「戦争だからな。悲しい事だけど」
次男「その通り。悲しいが、仕方ない事だ」
次男「だが、その“仕方ない事”に憤慨し、見当違いにも敵討ちをしようとこの国に攻め入る傭兵団がいるらしい」
次男「――いや、傭兵崩れか」
勇者「だけど、どうして白の国なんかに来るんだ? 竜の国は全く違う場所だろう」
長男「大陸連盟、とは言うが、実際その連盟会議で決定権を持ってるのは白の国だ」
長男「それはもはや周知の事実。白の国が肯けば他の国も肯く。それが常識だ」
勇者「成る程。だから白の国ってわけか」
次男「まぁ、狙われているのは白の国だけじゃないがな」
次男「傭兵団が雇われていた針の国から始まり、馬の国、火の国と戦争に関わる国の城を荒らしながらこちらに来ている」
長男「と言っても、今のところただ荒らし回っているだけらしいけどな。死者は一人もいないらしい」
勇者「何が目的なんだ……」
次男「それはわからないな。だが、情報が正しいならばそろそろここにも来る。理由はその時にでも聞けば良いだろう」
903Res/728.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。