245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/04/03(火) 11:14:24.49 ID:WcrFWXQX0
大臣「侯爵家三兄弟が来たからにはもう安心ですな。歩けますか?」
白国王「うむ」
大臣「見ての通り、奴らも苦戦しております」
白国王「いや……恐ろしいのは彼らが勇者達と対等に戦っていると言う事だ」
白国王「対等、ではないかもしれん。あの二人、顔に余裕が見える」
大臣「まさか! 勇者は元より、長男、次男は騎士兵士の長を務める身ですぞ」
白国王「戦士とやらの力は底知れぬ。にもかかわらず、既に勇者は苦戦を強いられているようだ」
白国王「少女は傭兵長の娘らしく、その槍術も確かに傭兵長のものだ。だが、完璧ではない。わしが以前見たものの片鱗でしかないのだ」
大臣「考えすぎでは……」
大臣「しかし、そうですね。万が一という事もあります。早急に逃げた方がよろしいでしょう」
白国王「うむ」
少女「ちっ。待て!」
ガキィンッ
長男「よそ見は良くないな」ググ
少女「ああ、もう。二人相手はつらいなぁ」ググ
戦士「……“大火炎弾”」
大臣「!? 白国王様!」
ドガァァァアアアン!!
ガラガラガラ…
白国王「くっ……」
大臣「ご無事ですか!?」
白国王「問題ない。だが出口が……ふさがってしまったな」
ガキィイインッ
勇者「よそ見とは余裕じゃないか」
戦士「安心しろ……片手間、だ……」グワキンッ
白国王「あやつ、何というやつだ」
903Res/728.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。