280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/06/30(土) 02:57:17.40 ID:fq+Iw96F0
剣士「しかし、まさか男さんが来ているとは思わなかった」タッタッタッ
男「俺は盗賊を追ってきただけだ」タッタッタッ
剣士「盗賊? あいつも来ているのか?」
男「多分だが」
男「部屋で研究してたんだが、あいつが急に『……この鐘は!』とか言って王宮の方に飛び出して行って」
男「ただ事じゃなさそうだったから、準備して追ってきたというわけだ」
剣士「それにしては姿が見えないが」
男「勇者さん達と一緒にいるんじゃないかな。身軽さはもの凄いからな」
剣士「鼻も良いしな」
男「ああ」
剣士「さぁ、玉座の間はもうすぐだ。そこを曲がってまっすぐ行けば良い」
男「わかった。――!?」ドタドタッ
剣士「……どうした」ササッ
男「誰かいる」
剣士「何? ……あれは、玉座の間の前だな」
?「――」ブツブツ
?「――」ブツブツ
男「何か言っているみたいだけど、聞きずらいな」
剣士「……」
男「どうした?」
剣士「あの姿、どこかで……」
男「ああ。俺も思ってた――」
?「――」キョロキョロ
男「――あっ!」
?「”――”」ブツブツ
ドカーンッ!
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