292:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/07/01(日) 02:17:43.47 ID:XrTYFZM20
魔王「……残念だ」
魔王「女、目的のものは持っているな」
女「これですね?」
勇者「……本?」
魔王「……それであっているのか?」
女「多分」
魔王「……」
魔王「勇者一行よ! 最後に一つ、試練を与えよう!」
勇者「何?」
盗賊「この後に及んで何をするつもりだ!」
魔王「“――”」ブツブツ
魔王「“召還・機械獣”」カッ
ズズ… ズズズズ…
機械獣「グギ……ギギ……」ウィーン
剣士「何だ、あの魔物は!?」
男「ロボット、ではなさそうだな」
女「この魔物は、私が作りました」
男「!?」
勇者「何!?」
女「と言っても、ここにいるのは不可制御のプロトタイプ。野性ばかり高い所為か、大体暴走しています」
魔王「それに中々力もある。勇者よ、お主ならばどう乗り越える」
勇者「この体で戦えと言うのか。結構でかいぞ」
女「っと。早くしないと私達も巻き込まれますよ」
魔王「そうであったな」
魔王「では、また相見えようぞ、勇者達よ!」
女「あっ。教授、私のパソ――」
魔王「“転移”!」
ヒュンッ
男「……え?」
勇者「……」
盗賊「……」
剣士「……」
機械獣「ギギ……ギギャーン!」グウィーン!
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