301:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/07/23(月) 01:39:17.01 ID:FkmKItpP0
勇者「……」
機械獣「ギギ……キュイッ」
剣士「大丈夫……なのか……?」
盗賊「さっきとは違う変な音なったぜ?」
機械獣「キュイッ……キュルルル……」
男「大丈夫だ。多分」
少女「多分って……」
機械獣「キュルルル……キュイィィィイ……」
機械獣「」ドスンッ
勇者「……動かなくなった、のか?」
男「……そのようだ」
魔法兵「こ、これは……!」
剣士「警鐘を鳴らして随分経ったはずなのだが、遅かったな」
魔法兵「勇者様に剣士様!? も、申し訳ありません。これには……」
勇者「いや、もう大丈夫だ。見ての通り終わった」
魔法兵「それは良かった。大臣様も既に安全な場所に……しかし……」
勇者「わかっている。喪式の日程は大臣が決めるだろう。じゃあ、後処理は頼んだ」
魔法兵「わかり――」
勇者「ああ、それと」
魔法兵「?」
勇者「そこにいる槍使いの……少女って言うんだが、牢に入れておいてくれ。王宮中に倒れている仲間と一緒に」
盗賊「おい、それは今やる事じゃ……」
勇者「形式的なものだよ。今とかそういうのじゃない」
少女「……あたしは大丈夫。むしろ、死刑になっても納得出来るよ」
盗賊「てめっ……!」
少女「さて、あたしは誰が連れて行ってくれるの?」
魔法兵A「では私が……」
勇者「頼んだ。さて、俺達は撤退しようか」
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