32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2011/06/29(水) 01:48:04.97 ID:635HP48X0
男「……! その案、俺は乗った」
錬金弟子「そんなバカな話が通ると思うんですか? 兄さんを困らせないでくださ――」
錬金兄弟子「いや、もう良い」
錬金弟子「……兄さん?」
錬金兄弟子「それならば、蘇生は諦めるしかない。可愛い妹弟子に死なれては困るからな」
錬金弟子「そんなっ、でも兄さんは……!」
錬金兄弟子「良いんだ。これで……」
錬金兄弟子「ただ、責任は取ってもらうぞ。錬金弟子を死なせでもすれば、復讐の矛先がお前にも向けられると思え」
錬金兄弟子「俺はお前の顔を、よく覚えておくからな」
勇者「ああ、約束する」
錬金弟子「兄さん……必ずまた会いに来ますから……」
錬金兄弟子「ああ、いつでも――」
勇者「それは無理だよ。その時にまた蘇生を図るかもしれないからね。蘇生は諦める約束だ」
男「錬金弟子さん、俺らはひとまず氷の街に戻ろう」
錬金弟子「で、でも……」
男「錬金兄弟子さんは、復讐よりも錬金弟子さんの命を選んだ。その想いを無駄にしてはならない」
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